南部ルーキーズ3年ぶり 初回の3得点 継投で死守 野田市少年野球秋季大会

3年ぶり4度目の優勝を飾った南部ルーキーズ

▽決勝

南部ルーキーズ 3 0 0 0 0 0 3
野田ブレーブス中地1 0 0 1 0 02

 第44回野田市少年野球秋季大会は9月14日、同市の関宿少年野球場で決勝があり、南部ルーキーズが野田ブレーブス中地を3―2で破り、3年ぶり4度目の優勝を果たした。3位は清水タイガースだった。
 ルーキーズは一回、クリーンアップトリオの3連続タイムリーで3点を先取。4投手の継投でリードを守り切った。連覇を狙うブレーブスは1点差の五回、無死一、二塁のチャンスに盗塁死などで得点できなかったのが悔やまれる。
 ブレーブスの左腕、大竹つぐみ投手をどう攻略するか。春季大会の準決勝で対戦した時は大竹に抑え込まれ、1―2で破れた。小椋喜紀監督の「大きいのはいらない。コンパクトに振っていこう」というアドバイスが、一回の集中打につながった。
 ルーキーズは、エースの小椋元喜主将を温存。六回、クローザーとしてマウンドへ送った。1死後、ヒットを許したが、後続を連続三振に打ち取った小椋は「優勝できた喜び、打てなかった悔しさ、いろいろな思いがこみ上げてきて」と涙をこぼした。

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