柏市の富勢地区に江戸時代から伝わる「八朔相撲」が、10月5日、地元小学生約40人が参加し、開かれた。
毎年秋の恒例行事で、会場のあけぼの山農業公園には、四本柱が立つ本格的な特設土俵がつくられ、近隣町会ののぼりもたなびいた。
土俵の上に立った子どもたちはみな真剣な表情。正面からぶつかり合い、土俵際で踏ん張っては、会場から大きな歓声が沸き上がった。そして子どもたちは、勝っては飛び上がって喜び、負けては歯を食いしばって涙を流していた。
八朔相撲は1961(昭和36)年から一時中断されていたが、富勢地域ふるさと協議会と地元の人たちが1995年に復活させた。
大会詳細は、11月20日発行の「朝日れすかPLUS」に掲載予定。


