小学生221人、楽しく走る 柏の葉で朝日かけっこ教室

リレーでコーチの塚原直貴さんと競う子どもたち=柏市

 走ることの楽しさと基礎的な動きを学ぶ「朝日新聞野人塾かけっこ教室」(朝日新聞社、千葉北部朝日会主催)が6月28日、柏市の柏の葉公園総合競技場で開かれ、221人の小学生が芝生の上で、思いっきり体を動かした。
コーチは、サッカーの元日本代表で相手DFを振り切るほどのスピードを持ち「野人」と呼ばれた岡野雅行さん、北京五輪陸上男子400㍍リレーの銀メダリスト塚原直貴さんらが務めた。
 子どもたちは、四つん這いで走ったり、手足をバラバラに動かしながら前に進んだりと、様々な体の動かし方を体験。走るときの足の上げ方やスタートのコツなどを学び、最後にチーム対抗のリレーで盛り上がった。
 最後に塚原さんは「走ることを少しでも好きになって」と呼びかけ、岡野さんも「これから壁にぶつかることもあるけど、笑顔で乗り越えると、必ずチャンスは来る」と伝えた。
 流山市の小学3年生、軍司光璃さんは、ふだんは父親とバスケットボールを楽しんでいるといい、「今日はいっぱいコーチと走る練習をして楽しかった。少し早く走れるようになった」と笑顔をみせていた。

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