
家庭で不要になったけれどまだまだ使える品を、必要とする人の元へ。柏市十余二にある柏市リサイクルプラザ3階の「リボン館」は、リデュース、リユース、リサイクルの3Rについて学び、体験できる施設だ。3カ月ごとに開かれる「リ・ボーンマルシェ」は人気イベントの一つ。市民が寄付した数千点もの和洋食器や漆器、子ども服に和洋服が、数十円から数百円で提供される。「和のものは、外国の方にも喜ばれる」という。
開館は2002年。市民でつくる委員会が運営を担い、残り布で小物を作る講座や小学校への出前授業などもする。平山裕子会長は「マルシェは、宝探しのような楽しさもある。常設ショップもあるので、ぜひ一度、お立ち寄りください」と話す。次回のリ・ボーンマルシェは、9月上旬の予定。