豊上ジュニアーズV6 投打で圧倒 三回コールド 柏市少年野球春季大会

6連覇を果たした豊上ジュニア―ズ

▽決勝

豊上ジュニアーズA6 2 311
松葉ニューセラミックス0 0 0

 第49回柏市少年野球春季大会(オークスベストフィットネス旗)は4月27日、同市の柏ビレジで決勝があり、豊上ジュニアーズAが松葉ニューセラミックスを11―0(三回コールド)で破った。豊上の優勝は6年連続8度目。3位のビクトリージャガーズBまでが県少年野球大会(千葉日報旗戦)に出場する。  
 豊上打線が一回から爆発した。神林駿采の先制3ランなど打者一巡の猛攻で大量6点。二回は1死二、三塁で内野ゴロの間に二塁走者も生還する「足攻」で2  
点、三回には犠牲フライあり、タイムリーあり、スクイズありと多彩な攻撃で3点を加えた。  
 豊上は小学生野球の最高峰、全日本学童軟式野球全国大会に5回出場し、3位が2度の強豪。今年度の代表チームは、悲願である全国制覇を目標にスタートした。選手層が厚く、レギュラー争いは激しい。  
 決勝の指揮を執った原口守コーチは「投手は4人が横一線。だれがエースの座を勝ち取るか。ほかのポジションも同じです」と話し、こう続けた。「控えの選手を含め、全員で全日本を勝ちにいきたい」  
 先発の山﨑柚樹は3回無安打無失点。県大会へ向け、上々の仕上がりを見せた左腕は「チーム内にライバルはたくさんいますが、自分が絶対エースの座を勝ち取るという気持ちで頑張ります。バッティングでもチームの勝利に貢献したい」と力を込めた。  

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