
松戸市立小金小学校と、同栗ヶ沢小学校の支援学級児童たち総勢40人が9月13日、午前と午後に分かれ同市内の高代園で松戸の名産、梨狩りを楽しんだ。
この課外授業は松戸北ロータリークラブ(小澤直之会長)の地域貢献活動の一環で、「子どもたちに地元の名産品を伝えよう」と昨年初めて栗ヶ沢小を梨狩りに招待し喜ばれたことから、今回は2校を対象に実施した。
午前の部に参加した小金小学校の15人は9時15分、校長と教師4人の引率で送迎バスに乗り学校を出発。高代園に着くと児童代表が元気な声で「よろしくお願いします」と挨拶をし、児童とロータリークラブのメンバー約30人が2人1組になって梨狩りを開始。梨の種類は豊水。見事に実のついた梨園の木の高さは児童らの手が届かないため、クラブメンバーが一人一人抱き上げて手助けする。自分でもいだ梨を手に大喜びの児童を見守るクラブメンバーらにも笑顔が広がった。
今回の企画を担当した広報委員会の平野崇広委員長は「地元農園を利用することで産業への貢献にもつながるといいですね。今後も続けていきたいです」と話した。後日、児童たちから、お礼に梨の墨絵がメンバーに贈られた。