
男子決勝
ウィングス 37-36 イースト
第35回野田市近隣スポーツ少年団ミニバスケットボール招待交流大会男子決勝が6月2日、野田市清水台小体育館であり、ウィングス(柏)と流山イーストMBCが激突。手に汗握る一戦は、ウィングスが流山イーストを37―36の1点差で逆転優勝した。3位は野田中央オリーブ。野田市招待の近隣8チーム(鎌ケ谷・野田支部、柏支部)が参加、トーナメント方式で争った。女子は同市中央小体育館を会場に東深井が決勝で中原と戦い、57―36で勝利し、頂点に立った。3位は岩木だった。
ウィングスは昨年の新人戦決勝で流山イーストに敗れていた。第2Qまでは26―18と順調なスタートでリードを奪ったが、第3Qでマークがゆるみ、35―33と2点差までに迫られる。最終Qは、両チームともに激しい攻防が繰り広げられ、手に汗握る試合となった。ウィングスは流山の圧力のせいか3連続のファールでフリースローを献上、流山の尾田大和に逆転フリースローを決められ35―36と1点ビハインドとなる。しかし、ここであきらめなかったのはウィングス。笠井詩が値千金のシュートを決め今度は37―36とひっくり返し、わずかな残り時間を必死に守りきり勝利した。
最優秀選手賞に輝いたウィングス片山陽仁主将は「勝ててほっとしました。守り方の練習をしたおかげです」と試合を振り返った。ウィングス田中亮平ヘッドコーチは「昨年は県大会に出場できなかった。その苦しい思いを試合でぶつけた」と選手の頑張りをたたえた。