倉吉市と森林整備協定を締結 年間30㌧のCO₂削減を目指す松戸市

協定締結式=松戸市提供

 「ゼロカーボン」をめざす松戸市は8月22日、鳥取県倉吉市と森林整備協定を締結した。
 国から交付される「森林環境譲与税」から、今年度は300万円を予算計上し、倉吉市の森林整備の費用の一部を負担する。その森林整備によって得られる二酸化炭素(CO₂)の吸収量を松戸市が排出するCO₂と相殺するカーボンオフセットとよばれる取り組みだ。この取り組みによって松戸市では、年間30㌧程度のCO₂削減効果を見込んでいる。県外の自治体と森林整備協定を締結するのは千葉県初だ。
 両市は、倉吉市出身の元横綱琴桜が松戸市に「佐渡ヶ嶽部屋」を構えたことなどをきっかけに交流を開始した。2012年には災害時における相互応援に関する協定も締結している。

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