松戸・常盤平ボーイズV4 大橋みどりの猛追しのぐ

▽決勝

大橋みどりファイターズ0 0 0 0 2 13
常盤平ボーイズ0 0 1 2 1 X4

 第49回松戸市少年軟式野球連盟秋季大会(J:COM旗、市長旗争奪戦)は9月8日、同市の千駄堀多目的広場で決勝があり、常盤平ボーイズが大橋みどりファイターズを4―3で破り、4年連続10度目の優勝を果たした。両チームは、ろうきん旗大会に出場する。3位はセントラルパークスだった。
 4年連続の決勝同一カードは、ことしも常盤平に軍配が上がった。
 0―0で迎えた三回、強力打線の常盤平が、小技で先制した。1死一、三塁から牛方陽斗が外角高めのボール球に飛びついてバットに当て、スクイズを成功させた。四回は相手のミスに乗じて2点を追加。1点差に迫られた五回には、宮村龍晴のタイムリー二塁打で突き放した。
 大橋みどりは終盤に激しく詰め寄ったが、二回の1死二塁、三回の1死満塁の好機に得点できなかったのが痛かった。常盤平の黒岩晴信監督も「ピンチをしのいで、先制できたことが大きかった」と振り返る。
 常盤平はこの日、5年生が関東学童軟式野球秋季県大会準々決勝と日程が重なったため、6年生12人だけで試合に臨んだ。黒岩監督は「厳しい試合でした。12人全員でつかみ取った勝利です」。主将の牛方は「まとまりのあるいいチームだと思っています。最後の県大会は、打ち勝って優勝したい」と力を込めた。

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