2019年7月の話題

過去の話題一覧

流山市崙書房 49年の歴史に幕
出版不況で業績悪化 7月末で

崙書房出版の倉庫で、小林規一社長(右)と営業の吉田次雄さん

 地方出版社のパイオニアとして知られた流山市の崙書房出版が、7月末で49年の歴史に幕を下ろす。地域の風土に根ざした約850点の書籍を刊行してきたが、出版不況による書店の減少などで売り上げが激減。創業50周年を来年に控える中で、会社をたたむ道を選択した。郷土史研究の一翼を担ってきた同社の解散を惜しみ、市立森の図書館は今日20日から「ありがとう崙書房出版」展を開く。

 流鉄流山駅のすぐ近くに崙書房はある。1970年に創業。旧流山本町の古民家を借りて、江戸末期に執筆された地誌『利根川図志』など、常総地方の基本文献の復刻から始めた。
 77年に新書判「ふるさと文庫」シリーズを創刊。5年間で100点という驚異的なペースで刊行し、2011年には200点を超えた。読者の中から同文庫で作家デビューした人も少なくない。小学校教諭だった青木更吉さんも読み手から書き手に変わった一人。40年の間に『歴史とロマンの里 流山』『みりんの香る街 流山』など、多数の著書を出版した。
 小林規一社長(72)は早大文学部を卒業後、書評紙「日本読書新聞」を経て79年に入社。98年に3代目社長に就任した。今年で在社40年。この間に『歩いてみよう房総の自然』『ちばの温泉』など1万部以上を売り上げるガイド物を出版し、経営の安定につなげた。
 紙の出版物の販売金額は96年をピークに右肩下がり。小林社長も「ここ10年で急激に読者がいなくなった。ネットなのか、読者層の高齢化なのか」と首をかしげる。出版不況のあおりで最盛期に300店舗近くあった取引書店が60店舗ほどに減り、本をつくっても販路がない状態。売り上げはピーク時の4分の1程度に落ち込んでいた。
 迷った末に会社の解散を決断した。「後継者もなく、展望が持てなかった。でも」と小林社長は言う。「賞味期限のない、息長く読まれる本をつくれた喜びがある。自分の書棚の中に、地域の本が数冊でもあれば楽しいと思う」

「ありがとう崙書房出版」展
 同社の歩みをたどる「ありがとう崙書房出版」展は、森の図書館の司書、高橋道子さん=写真=が発案し、元新人物往来社社長で、市内在住の大出俊幸さん(82)らの協力を得て実現した。「ふるさと文庫」シリーズや和綴じの「利根川図志(全6巻)」など、貴重な資料や創業当時の看板を展示する。
 高橋さんは12年に司書の資格を取得。翌年、貸し出しカウンター近くの郷土資料コーナーに崙書房の出版物を展示するよう提案するなど、地元の出版社に深い愛着を持っている。「こんな素敵な出版社があった、と言うのは悔しいので、地元にあるんだよ、と知ってもらいたい」
 展示にあたり、小林社長と大学で同期だったノンフィクション作家で、市内に住む佐野眞一さんは、次のようなメッセージを寄せた。「千葉の良心が いや、日本の良心が静かに消えた」
 同展は、森の図書館(7月20日まで)のほか、中央図書館(7月24日~8月31日)でも開かれる。

野田市麦秋の野田
県内一の産地で収穫

大麦の収穫作業

 「ガー、ガー」。黄金色に染まった畑で、辺りにうなり声を上げながら刈り取り作業のコンバインが縦横に走る。
 野田市北東部の利根川沿いに広がる麦畑は、県内一の規模となった。風に吹かれた穂が波のように揺れる麦の産地。野田での収穫作業は今や「初夏の風物詩」だ。
 麦作りは国の減反、転作政策で1982(昭和57)年から始まった。米どころの船形地区の田んぼが集約されて「麦作団地」がつくられた。同じように水田地帯だった目吹、小山地区にも広がった。
 野田市農政課によると、今年の作付面積は大麦22㌶、小麦156㌶の計178㌶。作物統計最新データによっても県内最大規模だ。
 例年60~80㌶に大麦、小麦を作付けし、年200~300㌧を生産する農業法人「野田自然共生ファーム」は、船形地区で5月24日から大麦の収穫を始めた。
 2台のコンバインを投入し、刈り取りから脱穀作業が続く。6月からは小麦の収穫も始まった。今年は天候不順の影響もあって、収量はあまり期待できないという。
 大麦は麦茶用、小麦はめん類の製粉用に出荷される。収穫が終わると、大豆の植え付けが始まる。農地を有効活用する二毛作が野田の特長だ。

松戸市困窮家庭へ食料支援
広がるフードバンク

「フードバンク山梨」理事長 米山けい子さん

松戸市の「まつど地域活躍塾」公開講演会が5月28日、松戸市民劇場で開かれた。テーマは「フードバンク」と「社会的孤立」。経験や特技を生かして市民活動に参加したいと考えている人向けの催しで、「社会的な孤立を地域で解決するヒントを探る~フードバンク山梨の事例から~」と題した講演やパネルディスカッションがあった。


 まだ安全に食べられるのに捨てられてしまう食品などを企業や個人から寄付してもらい、生活に困っている家庭に無償で提供する組織が「フードバンク」だ。山梨県南アルプス市の認定NPO法人「フードバンク山梨」理事長の米山けい子さんが、2008年にたった一人で始めた。
 食べ物の無駄をなくし、困窮した人々に手を差し伸べるという二つの目的を結びつける発想が共感を呼び、全国に広まった。15年11月に11団体で設立した「全国フードバンク推進協議会」には、今年4月時点で28団体が加盟している。米山さんは同協議会の代表理事も務めている。
 飽食の日本で、「子どもの貧困」が深刻化している。米山さんは「こども支援プロジェクト」を立ち上げて食料支援を続ける一方、昨年9月には、教育現場とNPOとの連携を進めることなど、3項目からなる提言書を林芳正文部科学相に提出した。
 学習支援や「乳幼児応援プロジェクト」も始めた。こうした活動に対し、支援の輪が広がっている。朝日新聞で対談した俳優の石田ひかりさんも協力者の一人。昨年12月には南アルプス市を訪れ、食料の箱詰め作業を手伝った。
 食品ロスの問題については米山さんらの訴えが実り、先月24日に「食品ロス削減法」が成立した。
 山梨県甲府市のNPO法人「bond place(ボンド・プレス)」理事の加藤香さんは、「一人の力を大きな力に変える地域コーディネートの実践」と題して講演した。貧困などを理由に地域で社会的孤立状態にある子どもたちと一対一で向き合い、学びの場づくりや居場所づくりを実践している団体だ。
 パネルディスカッションは、講師2人が参加者の質問に答える形で進められた。米山さんは「賛同より参加へ。一人ひとりが行動に移してほしい」と呼びかけた。

 

松戸市混声合唱団リンリーズ 7月21日に第14回定演
松戸フィルと共演 本邦初公開の多国語歌曲も

 松戸市が本拠の混声合唱団リンリーズの「第14回定期演奏会」が7月21日、松戸市の森のホール21大ホールで開かれる。今回は第3部で市を代表する市民オーケストラ「松戸シティフィルハーモニー管弦楽団」と共演。本邦初公開というアメリカの現代作曲家による世界各国の音楽、言語の曲を歌い上げる。
 リンリーズは1985年にできたママさんコーラスが前身。東京芸大在学中の音楽家吉岡弘行さんを指揮者に招き、1990年に混声合唱団に生まれ変わった。現在の団員は40~80代の42人。毎週土曜日に松戸市の新京成上本郷駅近く明市民センターに集まって練習を続けている。
 今回の定演第3ステージでアメリカの作曲家ダン・フォレストの「ユビラーテ・デオ」(神を喜びたたえよ)に挑戦する。松戸シティフィルとの共演で民族性豊かな音楽にラテン語、ヘブライ語、ズールー語などが登場する。吉岡さんは「松戸シティフィルとの共演も団員の喜び。ダン・フォレストの曲はこれから日本でも広く歌われるようになると思う。そのパイオニアになれればうれしい」という。
 第1ステージは吉岡さんの「春~メーリケの主題による追想詩」、オリジナルオペラ、ミュージカルの作品を披露する。第2ステージは「喝采」「津軽海峡・冬景色」などの歌謡曲だ。飯塚一雄団長は「団員がいろんなものに挑戦するのを楽しんでいただきたい」という。
 当日は午後4時半開演。入場料1千円(小学生以上)で全席自由。問い合わせは(090・1111・5825)浅井さん。

松戸市読書活動優秀実践
鎌ケ谷市立第五中・市立図書館ダブル表彰

毎月1回の学習図書委員会

 子どもの読書意欲を高める活動を続ける学校、図書館を表彰する文部科学省の2019年度「子供の読書活動優秀実践」で、鎌ケ谷市立第五中学校と、同市立図書館が、それぞれ文科大臣表彰を受けた。 鎌ケ谷五中ではテスト期間中を除き、毎朝授業前の10分間、好きな本を読む「朝の読書」を続けている。
 1~3年の全16クラスから各2人の委員でつくる学習図書委員会の活躍も力強い。月1回の委員会で読書推進を提案したり、各学期に1回、先生方に本を紹介してもらうブックトークを開いたり。
 2学期には予選を通過した各学年代表3~4人が皆に読んでもらいたい本をプレゼンするビブリオバトルが企画されている。ビブリオバトル後には図書室の貸し出し冊数が増加するデータが出ているという。学習図書委員会の釘野桜羽(さわ)委員長(3年)は「少しずつの積み重ねが(表彰に)つながった。頑張ってよかった」という。
 市立図書館では部活動や塾通いなどで本離れ傾向にある中学、高校生向けに2009年から「YA(ヤングアダルト)! 新聞」を3か月に1回発行する。A4判の両面にスタッフおすすめの本や新刊案内、館員手作りのまんが「鎌ヤングちゃんが行く!」を連載し、時の話題を取り上げながら館内催事をさりげなくPRする。
 小中学校の読書支援のため、学年に合わせた本のセット貸し出しを用意する。赤ちゃんや小学校低学年向けのお話会(読み聞かせ)、紙飛行機の工作教室、人形劇などを通じて来館機会を増やすなどの工夫が評価された。
 同館司書の蓮沼眞理子さんは「チームワークで積み上げた成果が認められ、うれしい。重さや装丁を含めて本の良さを感じてほしい」という。

柏市地域の力「まちのヒーロー」
柏で防犯ボランティア表彰式

左から早川会長、秋山市長、茶谷警察署長、町会防犯交通部長の佐伯峯治さん

 柏市内で5年以上にわたり防犯活動に貢献した市民ボランティアの表彰式が6月3日、アミュゼ柏で行われた。柏市防犯協会の会長でもある秋山 浩保市長と、同顧問の茶谷秀樹柏警察署長から、防犯功労者53人、功労団体1組に表彰状が贈られた。
 市内における平成30年の年間刑法犯認知件数は3200件(前年比447件減)、平成14年のピーク時(1万282件)に比べ、約70%減少し、4年連続で3000件台の発生に落ち着いているという。
 秋山市長は「細かい細かい活動のつながりが防犯になる」と地域で活躍する市民防犯ボランティアの継続的な見守りの功績をたたえた。
 今回唯一、団体での受賞となった東中新宿町会(早川純一会長)は、毎日の昼夜パトロールに加え、隣接小学校の見守りパトロールを実施している。さらに夏休み期間や年末には親子同伴パトロールを実施するなど、子どもたちの防犯意識向上にも寄与している。早川会長は「約1600世帯の町会で128人の有志が見守りを続けている。近隣地域と防犯情報を交換・共有し、効果的な防犯活動に取り組みたい」さらに、「市から支給されたお揃いの帽子とベスト着用で今後も頑張りたい」と受賞の喜びを語った。

東葛ご近所お出かけ情報
参加しませんか~ 福祉はみんなの力で

6/30(日)パレット柏福祉フォーラム
 パレット柏では、市民と市民団体の交流を図るため、福祉・環境・健康・子育てをテーマに、年4回フォーラムを開催。
 今回は「福祉」がテーマ。家族が認知症と診断されたら…介護って言われてもどうしたらいいの? 楽しい体験とわかりやすい講座がもりだくさん。この機会に福祉について理解を深めましょう。
◆「認知症ってどんな病気」~認知症講座と体験会~
 認知症本人が語る不安・葛藤・恐怖。臨床心理カウンセラーによる心の葛藤と脳の混乱の解説。10時~12時。
参加費は500円。要事前申し込み。
定員/30人(認知症当事者、ご家族優先)
◆「ときめいて生きる」
 人生を豊かにすることばの力を考えます。13時~14時。参加費は500円。
定員/15人(要事前申し込み)
場所/パレット柏(柏駅東口徒歩3分)

 予約は、TEL 04(7157)0280パレット柏総合受付へ。

7/7(日)流山市ケアセンターまつり  流山市社会福祉協議会では7月7日(10時〜14時)、介護や福祉について知ることができるケアセンターまつりを開催します。普段はなかなか入れない、高齢者や身体障害の方々のデイサービスセンターを開放し、創作エイサーやバレエのステージを上演。福祉作業所のお菓子と飲み物でひと休みもできます。研修室では介護教室(11時~、13時30分~)や車椅子体験、介護用品の展示、介護相談を行います。子どもたちに人気のヨーヨー釣りやバルーンアート、魚釣りゲームなど楽しいイベントがもりだくさん! 福祉施設で育てた新鮮な無農薬野菜の販売もあります。入場無料、申し込み不要。
場所/流山市ケアセンター(流山市平和台2―1―2)
問い合わせは、TEL 04(7159)4735 同協議会へ。

学ぶ楽しさ発見の夏8/2(金)夏休み寺子屋体験
柏の西光院で修行に挑戦 小学生20名募集!

お寺の本堂で心を整える小学生たち

子どもは地域の宝――朝日れすかでは、子どもたちの健やかな成長を願い、夏休みの一日、柏のお寺でちょっぴりの修行体験を企画しました。
柏市篠籠田にある西光院の協力で早朝9時から午後1時まで、お坊さんの仕事を体験します。
内容は、本堂と境内の掃除や、住職による法話、静かに目を閉じて息を整える数息観(すそくかん・座禅のように心を整えます)のほか、花の寺としても有名な同院の庭の植物観察などを予定。昼食は、お粥と香の物でお坊さんの普段の朝食をいただきながら食事の作法も学びます。
かつて地元に時を知らせる役目を担っていた歴史ある鐘楼を一人ずつ撞かせてもらうことも予定。夏休みの自由研究にもぴったり。参加無料。
日時/8月2日(金) 午前9時~午後1時
場所/西光院(柏市篠籠田1214)
定員/小学生20人
 申し込みは、電話先着で朝日れすか(04・7143・4021)まで。7月30日締め切り。参加者に当日のしおりをお送りします。

学ぶ楽しさ発見の夏虫とあそぼうin溜ノ上の森

 虫や自然が大好きな子も、あまり自然に触れ合うチャンスのない子も、溜ノ上の森で親子で身近な自然体験を楽しもう。関さんの森を育む会ほか主催。
日時/7月22日(月) 9時45分新松戸駅改札集合 11時30分まで
参加費/親子300円(4年生以上は子どもだけで参加可100円)
定員/先着20人※要事前申込
持ち物/飲み物、虫除けなど
服装/長袖、長ズボン、帽子
 申し込みは、TEL 04(7153)5392 渋谷さんへ。

学ぶ楽しさ発見の夏ろうそくを灯して語る
午後のお話会

 児童書専門店ハックルベリーブックスでは、毎回好評のろうそくを灯して語るお話会を開催。「かしこい医者のやせぐすり」「小さなこげた顔」「まほうのかさ」など珠玉の作品をお届け。おはなしアプリコット主催。
日時/7月6日(土)15時~16時
場所/ハックルベリーブックス(柏市柏3―8―3)
対象/小学4年生~大人の方
参加費/500円(茶菓子付)※子ども無料
 申し込みは、TEL 04(7100)8946 同店へ。

我孫子市あびこ市民プラザで「川瀬巴水展」
6/22(土)~30(日)

巴水の「手賀沼」を説明する鈴木さん

 日本各地を旅して美しい風景を版画で描き「旅情詩人」とも「昭和の広重」とも呼ばれる浮世絵師、川瀬巴水(1883~1957)の作品展が6月22日から「あびこ市民プラザ」(あびこショッピングプラザ3階)で開かれる。巴水の「手賀沼」など地元ゆかりの作品も数多く出品される。
 地域の文化運動を広める手賀沼アート・ウォーク実行委員会など主催。実行委員長を務める「ギャラリーヌーベル」の鈴木昇さんが「手賀沼を愛した文人展」(1992年10月、朝日新聞社主催)にかかわった。この資料集めで、手賀沼をテーマにした1930年作の巴水作品を知った。もくもくと湧き上がる白い雲、緑に覆われた岸辺、輝く湖面に浮かぶ小舟……。豊かな自然が描かれている。
 魅せられた鈴木さんは巴水の作品を収集し、2011年にギャラリーなどで巴水展を企画した。昨年、同ショッピングプラザにヌーベルあびこ店を出した縁もあって今回、2回目の巴水展を思い立った。
 日本の「原風景」ともいえる150点を展示する。手賀沼をはじめ、御宿、九十九里などの千葉県や涸沼、霞ケ浦など茨城県の計40作品を集めた千葉・茨城コーナーを設ける。
 鈴木さんは「日本文化の良さを知り、故郷を再認識してほしい。そして100年後を思い、今、何をすべきかを考えてほしい」という。
 6月30日までの会期中、落語やギャラリートーク、巴水の生き方などの講演、市民持参の「私の手賀沼」展などの関連イベントも。入場料1千円(中学生以下無料)。半券持参で当日再入場可能、会期中なら500円で再入場できる。問い合わせは実行委事務局(04・7146・6800)へ。

ASA柏文化サロン 2019夏募集

高柳蕗子

8/6(火)高柳蕗子 1日短歌教室

◆10:00~12:00
◆定員12名
◆受講料500円

夏休み特別企画。三十一文字の玉手箱。自由な表現の世界を高柳さんとご一緒に。

歌人。前衛俳句の旗手であった俳人・高柳重信の長女として、埼玉県戸田市に生まれる。明治大学文学部卒。歌誌『かばん』同人。著書に「はじめちょろちょろなかぱっぱ」「短歌の酵母」ほか多数。


7/11(木)天声人語朗読会

講師:三浦喜代子氏
◆10:00~11:00
◆定員20名
◆受講料500円 (資料代含む)

エンタメ招待席夏の風物詩 好評! お寺で朗読芝居
7/27(土)松戸の萬満寺で超一級のこわ~い話

 お寺で怪談噺を、と始まった松戸市馬橋にある萬満寺で行われる朗読芝居・小泉八雲「怪談」は、蒸し暑い夏の夜をお寺で涼しく過ごせると好評だ。14回目の今回まで語りを続けるのは、舞台朗読家でフリーアナウンサーの森優子さん。国民文化祭に2度出演し、瀬戸内寂聴記念館の太宰治生誕百年記念朗読会を任されるなど、日本屈指の舞台朗読家として高く評価されている。その円熟した語りの中で、小泉八雲の世界に浸ってみませんか?
 演目は、「子捨ての話」「耳なし芳一」ほか。
日時/7月27日(土) 19時開演
場所/松戸市馬橋・萬満寺
料金/前売り2000円、当日2500円(全席自由)
 チケットの申し込みは、TEL 047(365)9911 労音東葛センターへ。

エンタメ招待席7/2(火)平和のいのり 沖縄慰霊の日
歌と踊りと朗読の会

  6月23日は、沖縄慰霊の日。沖縄戦終結の日にちなんで、歌や踊りを通して平和について考えてみませんか。沖縄6・23歌と踊りの実行委員会主催。
日時/7月2日(火) 昼の部15時、夜の部19時開演
場所/アミュゼ柏
入場料/300円(小学生以下無料)
定員/各回130名
 申し込みは、TEL 080(3477)8683小林さんへ。

エンタメ招待席7/12(金)ドキュメンタリー映画
「コスタリカの奇跡」上映会

 軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだ中南米の国の奇跡を辿ったドキュメンタリー映画、「コスタリカの奇跡〜積極的平和国家のつくり方〜」が上映される。
 コスタリカは、1948年に軍隊を廃止。軍事予算をゼロにして無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)2016」の世界ランキングで140カ国中の一位に輝き、中南米で最も安全な国といわれるようになった。映画は、軍隊廃止の流れと、アメリカからの圧力を切り抜けながら、教育、医療、環境にどのように投資していったかを詳しく説明している。世界がモデルにしたいコスタリカの、壮大で意欲的な国家プロジェクトの様子を映画から学び、自分たちの暮らす社会のあり方をイメージしてみよう。主催「コスタリカの奇跡」上映実行委員会。
日時/7月12日(金) ①10時~11時30分 ②13時~14時30分③15時~16時30分
場所/京北ホール(柏駅東口二番街)柏駅徒歩約3分
参加費/1000円
 問い合わせは、TEL 04(7173)0026 池田さんへ。

エンタメ招待席8/24(土)中村梅乃講演会
「歌舞伎の顔~白・赤・黒 化粧の美」

 流山市出身の歌舞伎俳優・中村梅乃氏が、歌舞伎の特色の一つ「化粧」について語ります。色の意味、役柄ごとの化粧法などを解説。スタッフに化粧を施し「歌舞伎の顔」が作られる過程をご紹介。舞台よもやま話もまじえ、歌舞伎が初めての方や子ども、大人も楽しめる内容です。
日時/8月24日(土) 14時~16時
場所/流山市おおたかの森センター
定員/100人
参加費/500円
 申し込みは、7月2日(火)10時から先着順にて受付。
 申し込みは、TEL 04(7145)8000 流山市立木の図書館へ。

エンタメ招待席出演者求む!18~22歳の男女各1名

 NPO法人C&Cクラブ 20周年記念の創作劇

 流山市美田を拠点に活動する介護とカルチャーのC&Cクラブ。10周年記念で上演した演劇が大好評。
 あの感動をもう一度! 11月16日㈯流山市スターツおおたかの森ホールで上演決定♪ 高齢者とのコラボレーションを楽しみませんか!

NPO法人C&Cクラブ 上矢(うわや)まで
TEL 090-7634-3866

好評!シミズメガネ特製
巴水のメガネ拭き新発売

 最後の浮世絵師とも呼ばれ人気の版画家「川瀬巴水」展の我孫子開催(2頁参照)に合わせてシミズメガネでは、手賀沼と芝増上寺を描いた作品をメガネ拭きに採用。好評発売中だ。1枚540円(税込み)。シミズメガネ全店で取り扱い。問い合わせは本店(04・7167・2941)まで。

松戸市教えて!佐藤ママ
松戸の講演会に1000人

 4人の子どもを東大理Ⅲ(医学部)に合格させ、その子育てが話題の佐藤亮子さんによる朝日新聞社主催の講演会が6月9日、松戸市民会館で行われ、約1000人の保護者らが熱心にメモを取りながら聞き入っていた。
 講演会は冒頭、「受験は母親が9割」というテーマで始まった。ショッキングな提言にもかかわらず、佐藤さんの軽妙な口調に会場全体がぐっと引き込まれ、「学びの黄金ルール」や「必殺ノート」など、リビングに4人の勉強机を並べた工夫あふれる対処方法が次から次へと繰り出される。佐藤さんは「子どもからの質問にあ・と・で、はダメ! ソーメンを茹でていてもすぐに対応すること」、「がんばれの精神論はうっとうしいだけ、具体性を持たせること」と、ばっさり。
 これからの受験には読解力が最も大切で、それは一朝一夕には身につかないこと。毎日の新聞を活用する大胆な方法には誰もが興味津々。気になる記事の漢字にマジックで赤丸をびっしり入れる。その記事を縦にびりっと破って勉強机の前に貼る。記事の内容について子どもとの会話も弾み、難しい漢字もいつの間にか頭に入っているという。赤丸を入れるマジックも裏写りしない紙用の「マッキー」を使うことや、可愛いニンジンの形をしたキッチンタイマーなど小道具にも子どもたちを飽きさせないアイデア満載だ。受験攻略の秘策を惜しみなく披露しながら、時折、親しみある話題も豊富で、会場が笑いであふれることも。
 子どもの将来を見据え「大学に現役で合格する」という目標は揺るがず、そのために実行すべきことが明確に目の前に提示されていく。
 第2部では、参加者からの30を越える質問にも丁寧に、ズバッと答える佐藤さん。最後に「子どもたちと18年間、楽しかったという思い出を」と笑顔で話した。抽選で選ばれた父母や祖父母は、佐藤さんの話を一言も漏らさず吸収しようという熱気に包まれた150分だった。
 講演後、ロビーに展示された佐藤さんの子育てノートや赤丸入りの新聞を多くの方が写真に収めていた。参加した我孫子市の小学1年男児の父親(39)は「工夫することがこんなにあって、教えてもらって良かった」。松戸市の同じく小学1年男児の母親(39)は「良かれと思って全部自分でやりなさいと言ってきたけど、子どもの様子を観察しながら、苦手なことは手伝いながらでも楽しくやることが一番の近道だと思いました」と、気持ちが楽になったと話した。
 第3部は、朝日新聞社2020入試改革アドバイザーによる「2020年度大学入試はこう変わる」の講演があった。佐藤ママ講演から多くの保護者が引き続き、長時間にわたって熱心に耳を傾けた。

簡単!エコクッキング99
らっきょうの甘酢漬け

料理・写真 大瀬由生子

 旬のらっきょうをつけてみませんか? とても簡単です。
〈材料〉
らっきょう……………1㌔
赤トウガラシ……1~2本
Ⓐ酢・水・砂糖 …………各1カップと1/2
塩………………大さじ3

〈作り方〉
①らっきょうは洗って薄い表皮をむき、先端とひげを切る。消毒した容器に入れておく。
②鍋にAを入れ火にかけ砂糖と塩を溶かす。粗熱をとる。
③らっきょうを入れた容器に❷を注ぎ入れる。らっきょうが甘酢から出ないようにラップで覆う。冷めたら蓋をする。

エコポイント=1年ほど保存がききます。卵サンドの卵に刻んで加えたり、キュウリやミョウガと共に刻み、ゴマ油で和えて頂くなど常備していると便利。

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