2019年3月の話題

過去の話題一覧

東葛3・11を忘れない
東日本大震災 まもなく8年

昨年の「大うたごえ喫茶」=松戸市の森のホール21(提供)

   東日本大震災から3月11日で8年。2万2千人以上が犠牲になり、津波被害や原発事故でいまも多くの人が避難生活中だ。犠牲者を追悼し、被災者を支援するためのチャリティーイベントが松戸、我孫子両市で開かれる。

大うたごえ喫茶
3月10日松戸市民会館


 東日本大震災の被災者を歌声で支援する「大うたごえ喫茶 新宿ともしびin松戸」が3月10日、松戸市民会館で開かれる。「3・11私たちは忘れない」が合言葉だ。
 市内で20年前から「松戸うたごえ喫茶」(金本光弘代表)を開催している市民グループと、常設型の避難者交流サロン「黄色いハンカチ」を運営する「東日本大震災復興支援松戸・東北交流プロジェクト」(古宮保子代表)が主催し、今年で4回目。入場料金(前売り1500円、当日2000円、高校生以下500円)のうち500円を被災者支援に充てる。
 昭和30年代(1955~64年)に流行した歌声喫茶の草分け、東京・新宿の「ともしび」のスタッフが司会進行、アコーディオンとピアノ伴奏を担当する「出前歌声喫茶」だ。参加者は入場時に「ともしび歌集」から好きな曲をリクエストする。
 金本代表(75)も若いころは「ともしび」によく通ったという。客全員で歌う楽しさが忘れられず、1999年9月に「松戸うたごえ喫茶」をスタート。以来、毎月第1日曜に開催している。「歌には人を元気づける力がある。大きなことはできないが、気持ちだけでも被災者と一緒にいたいと思う」
 午後1時開演(開場は12時半)。問い合わせ・申し込みはサンヨーホーム(047・388・3751)へ。
 ※7面にチケットプレゼント


鎮魂竹宵の集い
3月9、10日我孫子市内


 竹でつくった灯籠やオブジェに点灯し、被災地の復興を祈る「3・11鎮魂竹宵の集い」が3月9、10の両日、我孫子市のあびこショッピングプラザで開催される。
 市内の竹林再生に取り組むNPO法人「住み良いまちづくり研究所」(米澤外喜夫代表)の呼びかけで2012年に始まり、今年で8回目。震災があった11年、竹の募金箱400個近くを制作して医療機関などに置いたところ、1カ月で約150万円の義援金が集まり、翌年から現行の形に発展した。
 今年のテーマは「人を想う心、みんなで守る命」。3月5~11日の午後5~11時、約100基の竹灯籠に明かりがともる。星の形が浮かび上がるスタードームなども展示され、会場を幻想的に彩る。
 災害にどう向き合うかを考えるきっかけにしてもらおうと、火災煙・起震車体験やAED講習などの防災企画にも力を入れている。3月9日午後3時から市民プラザホールで開く「命を守る! 防災講演」もその一環。震災後にがれきの撤去や、まちの復興に尽力した宮城県仙台市の建設業、深松努さん(仙台建設業協会会長)が「震災現場から見た復興について」と題して講演する。
 米澤代表(70)は「こうした催しは継続することに意味があると思っている。そのためにも一緒に活動する仲間を増やしたい」と話す。問い合わせは米澤さん(090・6503・2084)へ。

松戸市新入学おめでとう大会

松戸・森のホール21 3月16日(土)14時開演

  今春小学校に入学する児童と保護者を、松戸・森のホール21で行われる朝日新聞社主催の「新入学おめでとう大会」にご招待します。
 入学前の心構えをはじめ、地元警察署の協力で「交通安全のお話」や、小学校の様子を紹介する映画「1ねんせいになったら」の上映、大人気のドラえもん人形劇「のび太のおばあちゃん」(=写真右)など盛りだくさん。
 3月16日(土)、午後1時開場、午後2時開演。約2時間。松戸市教育委員会後援。小学館、日本児童教育振興財団協賛。
 ◆応募方法
 ハガキに住所、保護者と子どもの氏名、電話番号を書いて、〒260―0018 千葉市中央区院内1―5―6朝日院内ビル3階 千葉北部朝日会「新一年生」係へ。
 新1年生100名様ご招待。入場券1枚で、ご家族も入場できます。締め切りは、2月28日(木)必着。
 当選者へは、お近くの朝日新聞販売店から招待状をお届けします。大会のお問い合わせは、朝日新聞(03・3289・2640)まで。

松戸羽賀選手、松戸五中で講演
車いすラグビーの魅力伝える

正面からタックルを受ける生徒。衝撃で車いすの後輪が浮き上がった

生徒「タックル怖かった」

 ウィルチェアー(車いす)ラグビー日本代表で松戸市在住の羽賀理之(まさゆき)選手(34)が1月16日、地元の市立第五中学校(高橋政弘校長)を訪れ、講演と体験会を通して生徒たちに競技の魅力を伝えた。同校は2020年東京五輪・パラリンピック教育推進校になっている。
 羽賀選手は松戸三中から専修大松戸高に進み、野球部で活躍した。専門学校在学中の03年、バイクで転倒して大けがを負い、車いす生活となった。リハビリ中に車いすラグビーと出会い、ニュージーランド留学で腕を磨いた。10年に日本代表に選ばれ、16年リオデジャネイロ・パラリンピックで銅メダルを獲得。昨年8月の世界選手権ではリオの覇者オーストラリアを決勝で破り、世界一に輝いた。
 車いすラグビーはパラスポーツで唯一、タックルが認められている。「車いす同士がぶつかり合う音が魅力。最初は怖いが、すぐに楽しくなる」と羽賀選手。生徒の代表が「ラグ車」と呼ばれる競技用車いすに乗り、正面からタックルを受けた。
 「ガツン」。大きな金属音とともにラグ車がはじき飛ばされると、生徒たちから驚きの声が上がった。
 講演では生徒たちにこう語りかけた。「勉強でも部活動でも目の前にあることに一生懸命取り組んでほしい。かなわない夢もあるが、夢をたぐり寄せる力になる」
 タックルを体験した生徒の一人、サッカーのクラブチームに所属しているという2年の徳永涼君は「サッカーとはスピードが違う。すごい迫力で怖かった」と話した。

 

松戸市高校1年生が認知症学ぶ
市立松戸高でサポーター養成講座

認知症の講座で生徒に問いかける吉田保健師

  認知症を学んで、お年寄りを支えようという「認知症サポーター養成講座」が1月17日、松戸市立松戸高校であり、1年生8クラス計320人全員が受講した。生徒にも認知症サポーターになってもらおうと同校、同市高齢者支援課のコラボで実現した。
 体育館に集まった生徒を前に「先生」になった同課の保健師吉田順子さんは、物忘れと認知症の違いを取り上げた。映像などを使い、経験したことの一部が思い出せないのが物忘れ、経験したこと全体を忘れるのが認知症による記憶障害などと説明した。
 ごみ出ししたり、コンビニで買い物したりの認知症のお年寄りに対し、自尊心を傷つけない接し方を物語風DVD映像で紹介。時折、クイズ形式の質問をして生徒に近寄り、会話しながら講座を進めた。
 吉田さんは「特別なことをするわけではなく、さりげなく様子を見守り、やさしく声をかけ、手助けする。リスペクトする気持ちが大切なんです」と強調した。
 最前列の男子生徒は「80歳のおばあちゃんがいるので、サポーターになって支えてあげたいと思った」。女子生徒は「二つ以上のことは言わない、後ろから声をかけないなど接し方が少しわかってよかった」などと話していた。
 松戸市の人口は約49万人。65歳以上の高齢化率は約25%で、4人に1人が高齢者の現状。同課は認知症を身近なものとして考えてもらおうと、市民向けの講座開催を進めている。2008年以降、児童・生徒向けにも開講し「今後も機会をとらえて開きたい」という。

我孫子市里山環境を守る
手賀沼トラストが20周年

講演する遠藤織太郎理事長

 「子どもトラスト」も創設

 我孫子市の手賀沼北西岸にある中世の山城跡「根戸城跡」と周辺の里山環境保全活動をするNPO法人「手賀沼トラスト」が結成20周年を迎えた。農業を学ぶ発足時からの「里山農教室」の受講者が1千人を超えた。20周年を機に「子どもトラスト」(子ども部会)も設け、次世代の担い手づくりにも力を入れる。
 トラストは1999年2月、「根戸城跡」の所有者で生涯手賀沼を描き続けた農民画家の故日暮朝納(ひぐらし・とものり)さんの提唱で発足した。
 トラスト代表だった日暮さんは「手賀沼には私たちの心を魅了する美しさが残っている。周辺の自然や生活文化、農地、名所旧跡などを地域を超えた交流の中で保全、管理していく」と発足時の会報「沼のほとり」で「宣言」した。
 日暮さんの遺志を継ぐ遠藤織太郎理事長(85)らは2011年7月、組織をNPO化。週末を中心に「根戸城跡」の間伐、下草刈りなどの定期的な手入れ、元筑波大学教授で農学博士の遠藤理事長が講師となり、毎年、有機農業を学び、実践する月3回程度の「里山農教室」を開いている。 耕作をやめた農家から田んぼを借り、65歳以上の地元住民がコメを作る「GMT(じもと)65プロジェクト」、ヒマワリ迷路や菜の花散歩道の里山景観づくり、竹細工や養蜂、蕎麦打ちなどの里山カルチャー体験など活動は幅広い。
 一部は我孫子市の補助を受け、市と連携しながらの事業だ。発行した記念誌「沼のほとり」(A5判48㌻)には20年の歩みが綴られている。
 遠藤理事長は「里山農教室で有機農業を徹底的に学んで実践し、月1、2回のセミナーで討論する『特別コース』の受講者もいる。いわば大学院のようなもので、トラストの中核会員となり、地域リーダーにもなれる存在だ」と力説した。
 現在の会員は我孫子、柏両市をはじめ、隣接の野田、流山、鎌ケ谷市などの150人。中高年中心だったが、新たに発足する「子どもトラスト」で若返りが期待されている。3月から10世帯以上の子どもたちが田植え、稲刈りなどの活動をする予定だ。
 富沢崇事務局長(71)は「子ども部会の創設で老若男女が集い、地域に根差して将来にわたって景観を守る力になるに違いない」と期待する。
 1月26日、JR我孫子駅南口の「けやきプラザ」9階ホールであった記念講演会で、遠藤理事長は「今年から子どもトラストを加え、未来につながる全世代型トラストとして『農』や里山環境を守っていく」と話した。
 ◇
 「里山農教室」の受講者説明会は2月24日午前9時30分からけやきプラザ7階研修室。問い合わせ先は富沢事務局長(090・2234・5610)。

東葛ご近所
ひなまつり情報

松戸・戸定さくら雛
 無形文化財「戸定邸」の敷地内の竹と手づくりの戸定さくら雛を組み合わせた即興展示を開催。月曜休館。
 日時/2月16日(土)~3月3日(日)
  9時30分~16時30分
 場所/戸定邸表座敷棟
 入館料/一般250円
 問い合わせは、TEL047(362)2050
 戸定歴史館へ。


流山つるし雛ひな巡り
 TX線流山セントラルパーク駅界隈を中心に、10会場でつるし雛を展示。ジャズライブやワークショップもあります。流山ひなまつりの会主催。
 日程/3月2日(土)まで
 場所/流山市生涯学習センター・流山セントラルパーク駅・東葛病院・キッコーマンアリーナ・流山市役所・森の図書館・森のレストランにっこり・懐石手打ちそばあずみ野・和食ダイニングわっ嘉・醸し食堂しずく
 詳細は、TEL090(4076)6927 小泉さんへ。


旧村川別荘ひなまつり
 我孫子市指定文化財「旧村川別荘」で開催。今年は「貝合わせ」をテーマにつるし雛と雛壇飾りを展示。
 日時/2月23日(土)~3月3日(日)
  9時~16時(月曜休館)
 場所/旧村川別荘(我孫子市寿2―27―9)※入場無料
 問い合わせは、TEL04(7185)1583
 同市教育委員会文化・スポーツ課へ。


かつうら海中公園 ちっちゃいひな祭り
 海中展望塔が人気のかつうら海中公園では、2月22日㈮~3月3日(日)に「ちっちゃいひな祭り」を開催。公募による手作り雛人形を楽しもう。
 詳細は、TEL0470(76)2955
 (一財)千葉県勝浦海中公園センターへ。

千葉チャイルドライン千葉
ボランティア養成講座

子どもの声に耳を傾ける受け手ボランティア養成講座の全12回が始まります。第1回はルポライター橘ジュンさんの公開講座。NPO法人子ども劇場千葉県センター主催。
 日時/2月21日(木) 14時~16時30分
 場所/船橋市海神公民館(京成海神駅下車徒歩1分)
 参加費/1回目1500円
 詳細は、TEL043(301)7262同センターへ。


ママパパライン
全国キャンペーン

 「ママパパライン」は子育て中の悩みや不安、喜びなどを聴く専用電話。研修を積んだ子育て経験のある先輩ママパパが優しくお聴きします。子ども劇場千葉県センター主催。
 日時/3月4日(月)~9日(土)(土)
 10時~16時
 TEL043(204)9390
 (常設は毎週金曜日)

エンタメ招待席3/10(日)マリンバとピアノデュオ
新鎌ケ谷ライブハウスに登場

洗練されたKEYsiDEのコンサート

 ピアノとマリンバの実力派ミュージシャンがオリジナルからカヴァーアレンジまで、怒涛のパフォーマンスをお届けする第2弾!
 鎌ケ谷市出身のピアニスト伊藤辰哉さんは「いっくん」の愛称で親しまれ、ロック・ポップ・ミュージカルなど一流音楽家とのコラボでも大活躍。マリンバ奏者の宮野下シリュウさんは様々なアーティストとのライブ演奏で全国を奔走中。鍵盤楽器の双頭がチーム「KEYsiDE(キーサイド)」を結成。洗練されたおしゃれでキレのあるセッションは、聴き応え満点。
 日時/3月10日(日) 14時開演
 会場/新鎌ケ谷ライブハウス
 MT Milly`s(東武野田線「新鎌ケ谷駅」すぐ)
 料金/3800円(別途ワンドリンク)
 問い合わせは、TEL047(401)6605 同会場へ。
 ★KEYsiDEコンサートへ
 読者2組4名様ご招待
 ご希望の方は、ハガキに「KEYsiDE」希望と書き、左面の読者プレゼント同様に。

エンタメ招待席3/30(日)恒例 春の寺コン
大洞院で花まつりコンサート

針生 公博

  柏市花野井の花井山大洞院で、3月30日(土)、春の寺コン『花まつりコンサート』が開催される。平成2年に本堂完成記念として開催以来、本堂を飾る16体の天人が天空を舞う姿に囲まれながらの演奏は毎回大好評。
 今回は、ヴィブラフォン(針生公博)とマリンバ(藤本亮平)の、実力派二人による演奏が楽しめる。
 4月8日のお釈迦様の誕生を祝う花まつりは、3月28日(木)から4月8日(月)まで行われ、期間中、本堂に上がって花御堂の誕生仏に甘茶をかけることができ、温かい甘茶をいただくこともできる。
 コンサートチケットは、前売り2000円、当日2500円(全席椅子席)。前売り券は、柏市内「いしど画材」などで発売中。
 日時/3月30日(土) 14時~
 場所/大洞院(柏駅西口から東武バス5番「市立柏高校行き」で「花野井神社」下車徒歩約10分
 問い合わせは、TEL04(7132)5868 同寺へ。
 ★「寺コン」演奏会に
 読者2組4名様ご招待
 ご希望の方は、ハガキに「春の寺コン」希望と書き、左面読者プレゼント同様に。

簡単!エコクッキング95

鰺の唐揚げ(手前)と骨せんべい(奥)

料理・写真 大瀬由生子

 鰺を三枚おろしにして、中骨と身を揚げました。中骨は、カルシウムたっぷりのおつまみに。
 〈材料〉
 鰺……………2尾
 薄力粉………適宜
 揚げ油………適宜
 塩……………適宜

〈作り方〉
 ①鰺を三枚におろす(スーパーの鮮魚コーナーでお願いすればおろしてくれるところもあります)。
 ②中骨と身に塩を振り2~3分おいておき、水気をペーパータオルで拭く。
 ③❷に薄力粉をまぶす。
 ④フライパンに深さ3cmくらいに揚げ油を入れて160℃に熱し、中骨を入れる。
 ⑤ときどき箸で返しながら、弱火で7~8分揚げ、薄く色づいてきたら強火にして1分ほどからりと揚げる。
 ⑥食べるときに塩をふる。
 ※身は180℃に熱し3~4分ぐらい揚げる。または刺身やなめろうにして食べてもOKです。

エコポイント残った中骨も捨てずに使えば、カルシウムたっぷりの一品に。生姜醤油に漬けて揚げても美味しいですよ。

★著書紹介
料理研究家として現在の食生活の問題点を考え、「糀文化」の復活を提唱。発酵食品の良さを伝える活動を精力的に展開する大瀬さん著「食べることは生きること」がカナリアコミュニケーションズから出版。1400円+税。お求めはお近くの書店で。

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