2019年1月の話題

過去の話題一覧

千葉県NEC杯千葉県ラグビースクールトーナメント
U12(6年生)柏が優勝

U12決勝、前半、柏のSO小林祐貴君が先制トライ

第14回NEC杯千葉県ラグビースクールトーナメント大会が11月11日、18日の2日間、我孫子市のNEC我孫子事業所ラグビー場などであった。県内外の15スクール965選手が出場し、学年別に頂点を目指した。東葛勢では、U8(2年生)で松戸少年ラグビースクール、U12(6年生)で柏ラグビースクールがそれぞれ優勝した。

▽U12(6年生)決勝
柏 49-0 千葉市

○…柏が攻守で千葉市を圧倒した。7トライ、7ゴールで49得点。ディフェンスも完ぺきだった。準決勝の市川戦が94―0。2試合連続無失点での大差勝ちでU9以来、3年ぶりに栄冠を手にした。
この試合でひときわ輝きを放ったのが、SO(スタンドオフ)の小林祐貴君。俊敏な身のこなしで2トライをあげたほか、ゴールキック7本をすべて成功させた。
祐貴君の父、剛さんが柏の指揮を執る。今春、U12のヘッドコーチに就任した。祐貴君は3人兄弟の長男。小学4年の次男、幼稚園年長の三男も3歳から柏のスクール生というラグビー一家だ。
春先だった。小林コーチが選手たちに目標を尋ねると同じ答えが返ってきた。「全国大会に行きたい」。毎年2月に開催される「ヒーローズカップ」決勝大会のことだ。関東大会の第1、第2ステージを突破しなければならず、壁は高い。過去10回の大会で千葉県のチームが出場したことはない。
戦力強化のために小林コーチはまず、走力をつけることから始めた。ボールを使った練習の前に50分~1時間、走り込んだ。ラグビーに対する理解力を高めるため、試合のたびに数十ページにおよぶリポートを作成し、保護者を介して選手たちに伝えた。
勝ちたかった大会で結果を出し、夢の実現へ歩みを進めた。「優勝したかったら失点をしないこと。ずっとそう言い続けてきた。きょうは文句なしです」。小林コーチの祝福に子どもたちの目から涙がこぼれ落ちた。

2019年W杯日本大会
NZ代表、柏で事前キャンプ
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は来年9月20日に開幕。11月2日に横浜市の日産スタジアムで決勝がある。
「オールブラックス」の愛称で知られ、大会3連覇を狙う強豪ニュージーランド(NZ)が、柏市で事前キャンプを行う。開幕前の9月10~14日に滞在し、県立柏の葉公園総合競技場のほか、柏の葉小学校のプールと体育館を練習に使用。宿泊施設は三井不動産が近くのホテルを無償提供する。

我孫子市中央学院大 市長に健闘誓う
箱根駅伝20回目の挑戦

星野順一郎市長に健闘誓う中央学院大学駅伝部(左から市山選手、川崎監督、市長、釜谷選手、川村選手)

中央学院大学駅伝部は、今年の「第94回東京箱根間往復大学駅伝競走」で総合10位の成績を収め、4年連続でシード権を獲得。いよいよ新年2日、3日、20回目の箱根路を疾走する。
チームを引っ張る4年の市山翼選手と、同じく4年の釜谷直樹選手、3年の川村悠登選手の3人は川崎勇二監督が信頼を寄せ早くも起用を明言。その4人が揃って11月20日、我孫子市役所を訪れ、星野順一郎市長に健闘を誓った。市山選手は「去年走ったが悔しさが残っているので、目標の5位以内を目指します」と力強く話した。釜谷選手は「箱根駅伝は最初で最後になると思うので、悔いの残らないように走り、チームに貢献したい」と意欲満々だ。地元出身で我孫子市少年野球チームの湖北フレンズで白球を追いかけていた川村選手は「先輩たちに練習も生活面でも面倒を見てもらってきたので、少しでも恩返しができれば」と感謝を胸に箱根路に挑む。

柏市吹奏楽王国・柏市の小中高
全国大会で好成績

秋山浩保柏市長(最後列右端)を表敬訪問した吹奏楽部のメンバー

10~11月に開かれた吹奏楽の全国大会などで優秀な成績を収めた柏市立の小学校、中学校、高校あわせて5校の代表が11月27日、柏市役所で秋山浩保市長に報告した。同市をはじめ東葛地域には実力校が多く、「吹奏楽王国」といわれている。
表敬訪問したのは市立柏高、酒井根中、大津ケ丘中、酒井根小、酒井根東小の校長、吹奏楽部の顧問、部長と副部長の計27人。各校長の報告を受けて、秋山市長が「小中高が全国で活躍されていることは市の誇りです。地域のイベントなどで全国レベルの演奏を聴くことができる市民にとっても、みなさんの存在は財産になっている」とお祝いの言葉を述べた。

各校の成績は次の通り。
市立柏高 全日本吹奏楽コンクール 銀賞▽全日本高校吹奏楽大会in横浜 優勝・横浜市長賞・文部科学大臣賞▽全日本マーチングコンテスト 金賞
酒井根中 全日本吹奏楽コンクール 金賞
大津ケ丘中 東日本学校吹奏楽大会 金賞▽日本管楽合奏コンテスト 最優秀賞
酒井根小 全日本小学校バンドフェスティバル 銀賞
酒井根東小 東日本学校吹奏楽大会 金賞▽日本管楽合奏コンテスト 最優秀グランプリ賞・文部科学大臣賞

酒井根東小吹奏楽部の原花音部長(6年)は「みんなの心がひとつになり、これまでで最高の演奏ができた。いい音が出せずに悩んだ時期もあっただけに泣いてしまいました」と笑顔で話した。

 

我孫子市子ども目線の質問相次ぐ
我孫子市の「子ども議会」

小、中学生が「議員」の子ども議会

小、中学生の「議員」が市長らの政策を聞く我孫子市の「子ども議会」が11月6日、同市議会であった。市内13小学校、6中学校の代表38議員が参加した。
小、中学生に議会制民主主義の仕組み、市のまちづくりへの関心を深めてもらう狙いで、2年に1回開いており、今回が8回目。中学生は制服、小学生は思い思いの服装で議席に着いた。
日野晴貴議長(久寺家中2年)が開会宣言。各校の2議員ずつが最前列の質問席に移動して質問。星野順一郎市長、倉部俊治教育長らが答弁者で、内容は防災、図書館、通学路、子育て・待機児童、ごみ、農政……と幅広かった。小、中学生各2人ずつが、答弁を受けて再質問した。
地震、水害などの防災関連は布佐中3年佐藤彩音さん、新木小6年服部煌亮さん、根戸小6年斎藤まゆかさんが取り上げた。市は中学生らに地域防災リーダーの役割を期待したり、ハザードマップを役立てたり、学習用に「防災かるた」を活用したりの意向を示した。
図書館問題は並木小6年小沼ひなのさん、布佐南小6年宝春香さんが取り上げ、増館や新着図書のPRなどを求めた。市は図書館増設をせず、移動図書館の活用を提言。新着図書はポップを作成したり、チラシで紹介したりの方針を説明した。
白山中2年大東由依さんは、友達とのおしゃべりの中で気付いた東西地域の住環境の違いを質問した。「質問席に立った瞬間の景色が一変して、一気に緊張した。でもちゃんと答弁していただいてよかった」とホッとした表情だった。

東葛高東葛生、税制を学び
政策と財源を考える

成田税務署税務広報広聴官の池崎正之さん(右端)の話に耳を傾ける生徒ら

柏市の県立東葛飾高校(平賀洋一校長)で11月10日、生徒らが税について学ぶ「東葛生のための租税教室」があった。グローバル社会に対応できる幅広い教養を身につけるための「東葛リベラルアーツ講座」のひとつ。大学の先生や各分野の専門家らを講師に招き、土日を中心にさまざまな講座を開いている。
租税教室は「税を考える週間」(11月11~17日)にあわせて3年前からこの時期に実施している。3回目の今年は中学生15人、高校生12人、保護者7人の計34人が参加。成田税務署税務広報広聴官の池崎正之さんから「税制・財政と将来の課題」について説明を受けたあと、生徒たちが政策と財源を議論した。
日本が抱える財政赤字の拡大、債務残高の増大といった問題点を踏まえて、生徒たちから柔軟な発想でアイデアを出してもらう。参考資料として昨年の衆院選における各党のマニフェスト(公約)から経済政策などを要約したプリントが配られた。
生徒を「議員」、5~6人でつくった5つのグループを「政党」と想定。政党ごとに話し合い、政策と財源をまとめた。
少子高齢化は中高生にとっても身近な問題らしく、3つの政党が「子育て支援」を政策に掲げ、財源に「富裕層の負担増」などをあげた。「第一次産業の活性化を図る」ため、「生産者保護を目的とした地産地消税の導入」を訴えた政党もあった。最後に生徒と保護者が有権者となって投票が行われ、「地産地消の推進」を提言した政党が15票を集めて政権党となった。
中学2年生の長谷波漣君は、受講の目的を「有権者になったときに、自分の意見を反映できるよう勉強したいと思いました」と語った。

新年寿ぐご近所探訪&平和の集い

■柏市北西部 新春ウォーキング福巡り
新春は歩いて元気! 家族みんなの幸せ、開運を祈願しましょう!
行程14km、荒天以外は雨でも実施。吉祥院、大洞院、長泉寺、覚王寺、西光院と四カ所の香取神社を巡ります。寺院の歴史の話や健康祈願法要もあります。柏の葉ウォーキングクラブ主催。

日程/1月5日(土)
集合・解散/つくばエクスプレス柏たなか駅東口9時集合、柏駅東口デッキ15時頃解散
※6km地点で一次解散あり
参加費/300円 ※申し込み不要
持ち物/昼食、飲み物
問い合わせは、TEL:090(2226)4544 柳田さんへ。


■長編アニメ映画 「かんからさんしん」上映会
長編アニメ映画「かんからさんしん」は、広大な基地問題を抱える沖縄が「再び戦争の悲劇を繰り返してはならない」との想いから県民の全面的な協力で完成。沖縄戦の中で人々が「いかに死んだか」ではなく「いかに生きたか」を描く。常盤平幼稚園主催。

日時/1月26日㈯ 13時20分開演
場所/松戸市・常盤平幼稚園
料金/300円(未就学児無料)
定員/200人 定員になり次第締め切り
※駐車場はありません。
申し込みは、TEL:047(387)5724 同幼稚園へ。

鎌ヶ谷市子どもたちが「ちゃんこ給食」
鎌ケ谷市内の小中学校

給食を楽しむ児童

大相撲・朝日山部屋(朝日山親方=元関脇琴錦)がある鎌ケ谷市内の小中学校で、朝日山部屋の力士らが食べている「ちゃんこ」が学校給食になった。
二本足で立つ縁起をかついだ鶏肉、キャベツ、大きめの「力士切り」油揚げ、エノキなどをゴマ油で炒め、塩味にしたちゃんこ汁、オイスターソースで味付けした鶏肉の唐揚げがメーン。
市教育委員会の栄養士が朝日山部屋を訪れ、親方や女将さんから「取材」し、試作を繰り返して完成させた。
同市立南部小学校6年1組では、白衣の給食当番がちゃんこ汁や唐揚げをてきぱき配膳。栄養士の永澤めぐみさんが教壇で給食の特長を説明し「心を込めて作った給食です。残さず食べて大きな体を作ってください」と話した。
子どもたちは「味が濃い目でおいしい」「野菜がしゃきしゃきしている」など言いながら平らげた。
市教委が特色ある献立を提供しようと、大相撲九州場所中の11月20、21両日、市内14小中学校の学校給食で提供。朝日山親方も「食で体を作ることが勉強、運動につながる。食材を作る農家に感謝の気持ちを持つことも大切だ」とのメッセージを寄せた。

鎌ヶ谷市ママの手作りマルシェ
ファインな毎日をつくる!

ファインマルシェを楽しむ親子

子育て中のママらの手作り品などを展示、販売する「ファインマルシェin鎌ケ谷」が11月27日、鎌ケ谷市右京塚で開かれた。物販ブースに加え、創作バレエやギター弾き語りなど16グループが参加。幼児の手を引いたママらでにぎわった。2007年11月から骨格整体&メディカルアロマ店を経営する三田准子さんが「マチを元気にしたい」と開店月の11月に開催しており、今回で5回目。店内外で布のバッグや小物入れ、アクセサリー、植物由来の手作りコスメをはじめ、アロマセラピー、占いなどのコーナーが並んだ。
今回は「ファインな毎日をつくる!」とのタイトルで、一角のダンススタジオを借りての創作バレエやメッセージソングライターのミニライブもあり、バラエティーに富んだ内容になった。三田さんは「これからもママさんらが生き生き暮らすお手伝いをしていきたい」といっている。

初詣情報

■松戸・本土寺
「あじさい寺」とも呼ばれる花の寺。大晦日22時開門。24時から除夜の鐘がつける。

■我孫子・子の神大黒天
手賀沼を見下ろす高台にあり、ネズミを使徒とする大黒天を祀る。元旦から7日まで荘厳な正月護摩がある。

■柏・西光院
千葉県指定無形文化財「篠籠田の三匹獅子舞」が夏の風物詩。大晦日23時45分頃から除夜の鐘がつける。

■流山・駒木諏訪神社
流山、柏をはじめ、下総一帯の神様として歴史がある。大晦日16時から御祓式、1月2日9時からはしごのり。天候により中止の場合あり。

■鎌ケ谷・道野辺八幡宮
鎌ケ谷市の総守護神、千葉県の規範神社。大晦日から元旦までかがり火が焚かれる。

■野田・報恩寺
野田市の中でも最も古い真言宗豊山派の古刹。大晦日は23時45分から人間国宝作の鐘で除夜の鐘がつける。

■取手・取手総鎮守八坂神社
旧取手市内上町、仲町、片町の鎮守で牛頭天王宮として親しまれている。かがり火は23時30分から、甘酒の振舞いも。元旦0時頃からお焚き上げ。

■船橋・意富比(おおひ)神社
通称「船橋大神宮」。元旦0時から3時まで、三が日は、10時から15時まで甘酒の振舞いが行われる。

七福神新年の開運祈願 ご近所で七福神めぐり
招福活動10年目 遂に柏にも七福神

  「松戸や流山のように、柏にも七福神があれば楽しいのに」という市民の声が遂に実現した。
柏市民有志による『かしわ七福神創設を考える会』(濱田秀雄代表)の10年に渡る地道な招福活動が実って、このほど柏にも七福神が顔を揃えた。
古くからご近所の方々に親しまれている柏駅東口の小さな『幸町弁財天』。その氏子代表を務めていた濱田さんに歴史研究家・故赤間栄太郎さんが相談し、考える会が発足。
以来、社会科教師を退職した島田博見さんらが加わってコツコツと市内の寺社に設置を働きかけ、募金活動も展開。多くの理解者の協力が繋がり、柏に新しい名所が誕生した。

【かしわ七福神】
1.幸町弁財天のほか、2.恵比寿様は旭町2丁目の香取神社、3.福禄寿は豊四季の豊受稲荷本宮、4.大黒天は塚崎1460の神明社、5.布袋尊は大井1708の福満寺、6.毘沙門天は花野井1757の大洞院、7.寿老人は戸張の香取神社。

同会制作のガイドマップも年内完成を目指している。市内インフォメーションセンターなどで配布予定。問い合わせは濱田さん(04・7167・3816)へ。新年は、ご近所で七福神めぐりを!

簡単!エコクッキング93

パンの耳のおつまみ

料理・写真 大瀬由生子

ワインやビールのおともになる簡単メニュー。サクサクの食感がとまらない美味しさです。

〈材料〉
パンの耳=一斤分
揚げ油=適宜
粉チーズ=お好みで
ブラックペッパー=お好みで

〈作り方〉
①フライパンにサラダ油を入れ、190~200℃になったらパンの耳を入れ揚げる。
②バットなどにおき、油を切ったら、ビニール袋に入れ、そこに粉チーズとブラックペッパーを入れて、振りながらまぶしつける。

エコポイント
サンドイッチなどで余ったパンの耳を利用してつくるおつまみ。
お砂糖をまぶすと、おやつにもなります。

★著書紹介
料理研究家として真剣に発酵と食育に向き合う大瀬さん著「食べることは生きること」がカナリアコミュニケーションズから出版。1400円+税。お求めはお近くの書店で。

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