9月の話題

過去の話題一覧

松戸市小金高 放送局NHK杯全国大会に3部門で出場
創作テレビドラマ部門でベスト20

賞状だらけの小金高校放送局で、局員と今井祐一先生(左奥)


  県立小金高校(松戸市)放送局の歴史に今夏、新たな1ページが刻まれた。第63回NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会(7月26日~28日・東京)に3部門で出場し、創作テレビドラマ部門では準決勝に進みベスト20に入った。


 NHK杯はアナウンス、朗読、ラジオドキュメント、テレビドキュメント、創作ラジオドラマ、創作テレビドラマの6部門で審査が行われ、都道府県予選を勝ち抜いた学校が全国大会に進む。
 小金高校は毎年、複数の部門で全国大会に出場している実力校。今年の千葉県予選では、創作テレビドラマ、テレビドキュメント、朗読の3部門で優秀賞を獲得し、全国大会出場を果たした。
 創作テレビドラマ部門の出品作品「ファインダー」は、廃部が決まった写真部の3年生女子生徒2人の心象風景を描いたストーリー。2年生の大倉望さんが脚本、監督、撮影、編集を手掛けた。
 全国大会では、初戦の準々決勝を突破して準決勝に進出し、ベスト20入り。制作奨励を手にした。「ドラマを作りたくて放送局に入った」大倉さんは、この作品に「見ている景色がすべてじゃない。見つけるものだ」というメッセージを込めた。
 テレビドキュメント「40人の先生」は、多くの生徒が苦手としている数学の授業に焦点を当てた作品。一方的な講義ではなく、学ぶ側の能動的な参加を促すアクティブ・ラーニングを取り入れた先生に対する、生徒たちの評価が楽しい。3年生の反町賢一局長は「全員で作った作品。先生と生徒、生徒同士のコミュニケーションの大事さを伝えたかった」と話す。
 朗読部門の北風双葉さんは昨年、1年生ながらアナウンス部門で全国大会に出場した。今年は部門を変えてエントリーし、全国大会出場を果たした。「来年はアナウンス部門と決めている。全国大会でぜひ決勝へ進みたい」。自宅でも毎日、発声練習を欠かさない努力家だ。
 北風さんは文化部のインターハイ、第40回全国高校総合文化祭(7月30日~8月3日・広島)の放送・アナウンス部門にも出場した。
 小金高校放送局は、部としての活動のほか、委員会活動も担うユニークな存在。だから「放送部」ではなく、「放送局」なのだという。局員は18人。この春、1年生11人が加わり、一気に大所帯になった。今井祐一先生が顧問を務める。
 局員は毎日の昼休みと放課後、活発に活動している。小金高校を志望する中学生が学校説明会の時に見る学校紹介ビデオは、局員が1年がかりで撮影、編集する力作だ。

我孫子市我孫子朗読の会 音声化サービス「利用して」
情報入手の多様化で減少

新木近隣センターでの録音風景。右から4人目が和田三千代さん

 視覚障害や読書困難な人のために、我孫子市の広報紙などを音訳しているボランティア団体「我孫子朗読の会」が、「より多くの人に音声化サービスを利用してほしい」と呼びかけている。現在の利用者数は46人という。
 市から委託を受け、「広報あびこ」(月2回)をCDに吹き込み、利用者に郵送している。要望に応えて「議会だより」(年4回)や「政府広報」(年6回)なども対象に追加。録音図書も手がけ、これまでに小説など2118タイトルを音声化した。
 活動を始めたのは1977年4月。日本点字図書館で朗読の技術を習得した和田三千代さんが、友人3人と自宅で広報をテープに吹き込んだのが最初だ。翌年2月に一期生を募集したところ52人が応募し、活動が本格化した。
 現在は40~80代の会員60人が6班に分かれ、各班が各号を担当する。録音、コピー、利用者32人への発送など1日がかりの作業となる。
 昨秋には、長年の功績から緑綬褒章を受章した。38年の活動歴がある一期生の濱田洋子さんは「視覚障害の方の社会参加を少しでも手助けしたい、という思いがすべて」と言う。「ただ、情報収集の手段が多様化し、利用者が減っている。もっと、私たちを利用してほしい」。最近はテキストを音声に変換し、自動的に読み上げてくれるソフトもあるが、「小説などは人間の声で聴いてほしい」というのが和田さんの願いだ。

松戸市新松戸西小で国際交流の花開く
流経大生が通訳に挑戦

アメリカのスポーツのことをわかりやすく紹介する南オレゴン大学のニコルさん(右)と、通訳の流経大の学生(左)

     新松戸にある流通経済大学にやって来たアメリカ南オレゴン大学の学生5人が6月30日、新松戸西小(松野成孝校長)を訪れ、同校6年生と交流。アメリカ地図を広げてオレゴンの位置を紹介したり、暮らしやスポーツなど5グループに分かれて43人の児童にアメリカのことをレッスン。流経大国際観光学科2年に在籍の14人の学生が通訳としてお手伝い。プログラム後は、給食で交流を深めた。
 参加した南オレゴン大のローレンさんは児童から「将来の夢は」と質問されると「自分でキャラクターを作りた い」「そのために、いっぱい絵を描く」と笑顔で答えた。児童の中で半年前にニューヨークとフロリダのディズニーランドに遊びにいったと話す英検3級の小俣奏人君は「旅行では直接外国人と話す機会が少なかったので、英語で質問できたりする機会はよかったです」とうれしそう。英語での説明を注意深く聞いて質問する児童の様子に目を細める松野校長は「このプログラムで児童たちが世界に目を向けて、英語に興味を持ってもらえれば」と話した。
 今回、この交流の架け橋になって通訳を担当した流経大の鴻巣快さんは「小学生にわかりやすく日本語で説明する難しさを感じました」と汗びっしょり。草の根の国際交流の手ごたえも感じたようだ。

 

松戸市マナーアップ運動実施「自転車は車道」

     松戸市常盤平の西友常盤平店前交差点で7月19日、松戸の警察署と行政、各交通安全関係団体が協力して「自転車マナーアップ運動」を展開。 「自転車は車道が原則、歩道は例外」など、自転車の安全利用五原則が書かれたチラシや、LEDフラッシュ、ティッシュ、うちわを通行人に配布し、マナーや規則の啓発活動を行った(=写真上)。
 松戸市では警察署と共に自転車の事故防止、自転車運転者のマナー向上のための活動を平成24年度から全国一斉交通安全運動期間中に実施している。今回は、夏休みに入るこの時期に行なうことで、とくに子ども達の事故防止を広く呼びかけた。 チラシを受け取った主婦(73)は「自転車のマナーが悪い人が多いと思う。ルールを知ってもらうことで良くなればいいと思います」と期待を寄せた。同市市民安全課の竹塚賢一さんは「現場に出て、直接呼びかけることで、これからのレジャーシーズン前に自転車のルールをもっと知っていただき事故を未然に防いでいきたい」と街頭で熱心に呼びかけていた。

柏市音楽で柏の街づくり
社協の新たな取り組み

ドラムサークルファシリテーター協会の理事長でもあるペッカーさんのリードで、ドラムサークルに挑戦する参加者(柏市のいきいきプラザ)

 柏市社会福祉協議会はヤマハ音楽の街づくりプロジェクトと協働で、音楽を活用した街づくりの新たな取り組みをスタートさせる。音楽の「人と人をつなげる力」を通して、急速な高齢化や、人間関係の希薄化、孤立などから生まれる地域づくりの課題を解決するのが狙いだ。
 最初に取り組むのが、9月12日から月2回、計12回にわたって開講する「かしわファシリテーター育成講座」。ドラムサークルと呼ばれるパーカッション演奏を活用し、地域のさまざまな場面で、「人と人」「人と地域」をつなぐスペシャリスト「ファシリテーター」の育成を目指す。
 講座の説明会とドラムサークルの体験会が7月25日と8月1日に開かれ、大学生から70歳代まで幅広い年齢層の約50人が参加した。職業も障害者や高齢者施設の職員、ボランティア団体のメンバー、教員などさまざま。
 ドラムサークルは参加者が輪になって、即興的につくりあげるパーカッションのアンサンブル。体験会では、サウンドシェイプという直径約20センチのリズム楽器を使用し、世界的なパーカッション奏者のペッカーさんら講師4人が指導に当たった。
 自閉症や知的障害者の福祉施設に勤務する矢板真広さん(24)は、ドラムサークルを体験して「最初は恥ずかしかったが、リズムに乗ってからは楽しかった」と話す。「9歳からトランペットをやっているので、音楽を生かした支援のあり方を考えていた。ぜひ受講したい」
 受講費用は1回千円(計1万2000円)。学生は半額。柏市社協の担当者は「定員は25人。希望者が多ければ、応募動機などを参考に選考したい」と話している。
 申し込み・問い合わせは、柏市社協(☎04・7165・0880)へ。

我孫子市我孫子・杉村楚人冠記念館「ことばに向き合う」企画展

展示ケースの前で説明をする髙木さん

  我孫子市杉村楚人冠記念館(我孫子市指定文化財)で、企画展・ことばに向き合う~新聞記者杉村楚人冠の国語論~が好評開催中だ。
 楚人冠は明治末期から昭和前期に東京朝日新聞で活躍したジャーナリストで、大正時代に臨時国語調査会に加わっていたため、当時の国語国字問題に関する貴重な資料が残されていた。かなづかいをわかりやすく、漢字を簡単に、単語も簡単に、方言を大切に記録することに奔走した楚人冠を知る絶好の機会だ。
 現在使われている現代かなづかいのもとになったかなづかい改正案や漢字制限に関して、楚人冠がふりがな廃止に反対したことに対する賛成派の反論の資料も手元においていたことなどが分かり、言葉に対して幅広い意見と向き合ったことが伝わる。
 同市教育委員会の髙木大祐さんは「高校生や大学生の皆さんにも地元に暮らした文人が考えていた言葉についての考えを知ってもらえたらうれしい」と多くの人の来館を呼びかけている。
 同企画展は、10月2日(日)まで開催。解説、案内の希望は事前申し込みを。月曜休館(9月19日は開館、20日は休館)。入館料一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料。我孫子駅南口下車徒歩9分。☎04(7182)8578 同記念館。

ご近所探訪参加してみませんか

◆もったいない講演会 お天気キャスター 木原実氏 トークショー 環境問題について、ユーモアを交えながら分かりやすく説明。松戸市と、同市もったいない運動推進市民会議主催。入場無料。要申し込み。
日時/10月1日㈯ 14時開演
場所/松戸市民劇場ホール
定員/先着300人
※要約筆記、手話通訳有。一時保育は9月13日(火)までに、電話047(366)7311へ電話事前申し込み。
 申し込みは、※「もったいない講演会」・代表者の氏名・連絡先・同伴者の氏名を記入の上、 047(364)6919、またはハガキで〒271-8588松戸市根本387―5 松戸市行政経営課もったいない講演会担当へ。



 ◆第21回小金宿まつり

 松戸市北小金は、名刹東漸寺やあじさいで有名な本土寺を有し、江戸時代宿場町として栄えた歴史と文化の街。地域の方たちの熱意で始まったまつりでは、地元小・中・高校の吹奏楽部の演奏や、さんさん音頭コンテストなどを開催。小金宿まつり実行委員会主催。
日時/8月27日㈯、28日(日) 16時~21時場所/JR北小金駅前広場
※前夜祭26日㈮18時~21時
 詳細は、☎047(341)0006 同事務局・堀さんへ。


柏市認知症カフェ「ほのぼの亭
柏・増尾にオープン!」

   柏市認知症施策のモデル事業として今夏、柏市増尾にある介護予防センターほのぼのプラザますお内に「オレンジカフェほのぼの亭」がオープンした。毎月第2、第3金曜日、13時30分~15時30分開店。参加費300円(茶菓代込)。 認知症の母親を介護したことのあるNPO法人ケアラーネットみちくさの布川佐登美理事長が、3年前、母親が残してくれた自宅を改装して認知症カフェ「ケアラーズカフェみちくさ」をオープン。今回、その経験を生かしてモデル事業の運営に協力している。 「地域の力、専門職の力など複合的な力を生かして行くのが認知症カフェの意義だと思う」と話す布川さんは、市と連携した介護者を支援するケアラー養成講座も展開。布川さんは「繰り返し利用してくれる来店者を増やし、介護者同士の交流と息抜きの場所にもなれば」と熱く語った。 2回目のカフェでは、柏市歯科医師会のスタッフによる「健康はお口から」のセミナー(=写真)や、アロマハンドトリートメント、ことわざカルタ、折り紙などのゲームも多彩で、利用者は思い思いに過ごしていた。
 認知症の夫を介護している柏市の女性(64)は、「経験者がいるので困ったことが具体的に聞けて助かる。愚痴も受け止めてくれて、心が楽になった」と話した。
 詳しくは、電話04(7138)5032 同NPOまで。

■恒例! ザ・クレストホテル柏のカレーフェア開催中

 

 夏の疲れを持ち越さないならカレーが有力。カレーといえば今、柏駅西口徒歩2分のザ・クレストホテル柏内びすとろ菜で、平日ランチタイム限定の夏恒例カレーフェア開催中!
 ホテル宴会場のブッフェパーティーなどで長年人気のカレーが勢ぞろい。どれにしようか迷ってしまいそう。コーヒーやデザートもお得な特別料金で追加できるうれしい内容は、お友達や同僚との気軽なお食事におすすめ。
 野菜カレー、小海老のカレー1290円、ビーフカレー、カツカレー1390円(ミニサラダ付き)。+300円でコーヒー付き、+500円でコーヒー、デザート付き。
 期間/8月31日(水)まで。平日11時30分~14時30分。
 詳細は、☎04(7146)1124 同店へ。


■一茶双樹記念館 観月の会

名月に映し出された枯山水庭園の幻想的な風情を味わいながら、美しい琴の音色に浸ります。演奏は、流山市文化協会邦楽三曲会・南海佳子さん。指定管理者株式会社グリーンダイナミクス主催。
日時/9月17日(土) 18時~19時 ※雨天決行
場所/一茶双樹記念館(流山市流山6―670―1)
参加費/500円(お茶とお菓子付き) 定員/50人
 詳細は、 ☎04(7150)5750 同管理事務所へ。

■犬猫譲渡会

 NPO法人「ポチたま会」は、取手市を拠点に保護した犬猫を飼い主探しや人と犬猫が、よりよい関係で安心して暮らせる地域環境づくりを目的に各地で譲渡会を開催。 日時/①9月4日㈰ ②11日㈰ いずれも11時~14時
場所/①流山総合運動公園②取手市役所議会棟駐車場
 詳細は、☎090(1796)3673 峯岸さんへ。

エンタメ招待席鎌ケ谷きらりホール限定企画
豪華な共演で シネマ旅行コンサート

左から白鳥英美子、中村由利子、植草ひろみ、紺野美沙子

    鎌ケ谷きらりホールのために企画された限定コンサート。 シンガーソングライターの白鳥英美子と俳優の紺野美沙子が、ピアノとチェロの演奏に合わせ名作映画を歌とセリフでたどるユニークなコンサートが実現。
 演奏は、自由な音楽を奏でることをコンセプトに結成された「リベロバ」。風景が見えるようなピアノと評されるピアニストの中村由利子と癒しと情熱を奏でるチェロの植草ひろみのユニット。曲目はムーンリバー、ひまわり、シェルブールの雨傘ほかを予定。美しい映画のワンシーンがよみがえる豪華なシネマの旅をお楽しみください。きらりホール主催。
日時/9月10日(土) 16時開演
料金/一般3500円、小・中・高生1500円(全席指定)※未就学児入場不可。親子席8席に限り未就学児入場可(先着順)。保育あり(先着順5人まで)。
 チケットは、きらりホール窓口または、電話予約☎047(441)3377 同ホールまで(9時~22時)。

★読者1組2名様ご招待
シネマ旅行コンサートをご希望の方は、ハガキに住所、氏名、年齢、好きな映画音楽を書いて、〒277―0852柏市旭町1―4―19朝日れすか「シネマ旅行」係へ。8月26日(金)必着。当選者へチケット直送。

エンタメ招待席松元ヒロソロライブ
アミュゼ柏で19時~

松元ヒロ

     時の政治家や話題の人物になりきっての一人コントで世相を切り裂き、笑いのめす。本物のスタンダップ・コメディに挑戦している芸人、松元ヒロの芸は政治や時事ネタが真骨頂。本質を見据え、鋭く切り込む見事な手腕に、会場は共感と爆笑の渦となる。故立川談志が最も愛した芸人としても知られる松元の、マイムとトークによる社会風刺を楽しもう! NPOこどもすぺーす柏主催。
日時/9月21日(水) 19時開演
場所/アミュゼ柏
料金/一般2000円、中高生1000円(当日一般2500円・中高生1300円)※全席自由
 詳細は、 ☎04(7169)8451 同NPOへ。

エンタメ招待席落語会「亀有はなし処」
かめあり リリオホールで

左から立川志の春、林家たけ平、三遊亭萬橘

 
 林家たけ平、立川志の春、三遊亭萬橘、若手実力派の三人が亀有で出張落語会を開催。落語初心者の方から楽しめる落語会。所属も芸風もルックスもバラバラな三人が一つになる爆笑コントをお見逃しなく!
日時/9月17日(土) 15時開演
場所/かめありリリオホール(亀有駅南口すぐ)
料金/2800円(全席指定)
 問い合わせは、 ☎03(5670)2230 かつしかシンフォニーヒルズへ。

★読者5組10名様ご招待
 ご応募は、ハガキに「落語会希望」と明記の上、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、今月の紙面についてのご意見・ご感想を書いて、〒277-8691 柏郵便局内私書箱46号朝日れすかへ。応募多数の場合、抽選。8月26日(金)必着。

エンタメ招待席合唱団「みつばち」
アミュゼ柏で初の演奏会

初演を前に練習に力が入るメンバーたち

    柏市を中心に活動している合唱団「みつばち」の第1回演奏会が9月19日(月・祝)にアミュゼ柏クリスタルホールで行なわれる。
 2010年に12人のメンバーで発足。アミュゼ柏などを練習拠点に、現在、指揮者の大島義彰さんの指導の下、柏市内をはじめ、流山市、取手市、東京都など近隣在住の30代から80代まで幅広い年齢層の25人が練習に励んでいる。なかにはご夫婦での参加が3組もいて、オペラ鑑賞や、お花見、クリスマス会など団員同士の交流も盛んに和気あいあい、美しいハーモニーを追及している。
 発足6年目で初の演奏会を前に団員たちは練習にも熱が入る。曲目は、「めぐり逢う日本の心と歌」をテーマに武満徹の「小さな空」や「翼」のほか、「見上げてごらん夜の星を」など指導者の大島さんの一味違った編曲でお届けするという。ヴォイストレーナーの高橋淑子さんは「舞台にいる団員たちも客席にいるお客様も一緒に歌を楽しんで欲しいです」と演奏会への来場を呼びかけている。
 演奏会は14時開演、入場無料(整理券要予約)。団員は早くも次はオペラにも挑戦していきたいと意欲満々。
 同合唱団では、団員募集中。楽しく歌うことが好きな方大歓迎! 入会金1000円、月会費3000円、毎月日曜日3回、9時45分~12時、場所はアミュゼ柏、パレット柏ほかで。お問い合わせは、☎090(3904)6972石井さんまで。

エンタメ招待席野田に文化ギャラリー誕生
ユニークな「水のホール」完成!

 
 お寺を文化の発信基地にと唱える野田市の大師山・報恩寺が、同市大殿井の里山に5500坪のアートの森を開設。その中に、現代建築の粋を集めた「文化gallery水のホール」(=写真)が誕生した。同ホールでは、落成記念に東葛ゆかりの作家展を開催。

◆東葛ゆかりの作家展 8月25日(木)まで開催中
 東葛地域は歴史も古く、徳川家ゆかりの松戸の戸定邸、野田の醤油醸造の街並み、水運で栄えた流山本町界隈、白樺派の文人たちが集った手賀沼湖畔(柏市・我孫子市)など魅力にあふれている。
 日本のゴーギャンと呼ばれている田中一村と志賀直哉や武者小路実篤、柳宗悦ほか、東葛にゆかりのある作家たちを展示でご紹介。会期は8月19日(金)~25日(木)、10時〜16時。報恩寺主催。入場無料。
 場所は、ヒューマンメモリー梅郷内(野田市大殿井220番11)。東武野田線「野田市駅」から車で約5分。
 問い合わせは、 ☎04(7125)2730 報恩寺へ。

美味多彩家族でお月見しませんか?
今年の十五夜は 9月15日(木)です!!

 
 猛暑が過ぎ、澄んだ夜空の月や星がひときわ涼やかに見える秋、到来!
 旧暦の7月・8月・9月は、初秋、仲秋、晩秋と区切られ、特に仲秋の十五夜は、お月様にお供え物をして、秋の収穫に感謝をする麗しい習慣が今に伝えられています。平安時代の宮中の風習に始まり、一般家庭にも伝えられました。

◆10月13日は 豆名月の十三夜
 十五夜に続き、旧暦の9月13日にもお月見の習慣が残っています。これを「十三夜」といい、ちょうど栗や豆の最収穫期にあたることから、栗名月、豆名月とも呼ばれています。今年の十三夜は10月13日。農作物の収穫に感謝し、月を愛でる習慣を子どもたちにも伝えましょう。
 れすかでは、毎月4面「生活のちえ」上覧に「月暦」を掲載。古人が月の満ち欠けを風雅に表した呼び名に思いを寄せ、この機会に家族と季節の移ろいを感じながら、スローライフを楽しみませんか。
★9月16日(金)、十六夜(いざよい)の月もおすすめ!

東日本復興支援東葛エリアを拠点に
「日本ムール貝文化協会」発足!!

 
 東葛エリアから世界へ、食文化の発信基地としてもリーダーシップを発揮している野田市のイタリア料理店コメ・スタ(渡邊孝代表取締役)を中心に日本ムール貝文化協会が8月5日、発足した。
 ヨーロッパを中心に食されているムール貝は、低カロリーで肝臓の働きを助ける、抗酸化作用や疲労回復、美肌効果も大きいなどが知られているものの、日本では購入マーケットが少ない。さらにムール貝の普及を進める背景には、東日本大震災を乗り越えて養殖事業で新しい産業を興そうとしている、岩手県大船渡市越喜来湾(おきらいわん)の漁業を応援する使命に燃えているだけではなく、ムール貝の殻を利用した土壌改良による循環農業も目指している。

■コメ・スタ 野田市本店でムール貝 掴みどり!

 同協会発足のPR第一弾としてコメ・スタ野田市本店では、毎週金・土・日・祝日のディナータイムに、越喜来湾から入荷の新鮮なムール貝の掴み取りを参加費1380円で開催。掴み取ったムール貝は海水蒸しにして卓上に。
 ムール貝の未知なる可能性に期待しながら、復興支援の味をたっぷり召し上がれ!
 詳細は、 ☎04(7121)0010 同店(野田市堤根238)へ。

簡単!エコクッキング(65)

電子レンジだけで鶏そぼろ

料理・写真 大瀬由生子

料理研究家の大瀬由生子さんが提唱する、簡単便利なエコクッキング。今回は暑い夏に火を使わず、短時間でできる料理をご紹介。
〈材料〉鶏ひき肉200g・2倍濃縮のめんつゆ大さじ3杯・砂糖大さじ1杯
〈作り方〉
①耐熱容器に材料をすべて入れる
②ラップをして600Wレンジで1分30秒加熱。一度取り出して混ぜ、さらに2分加熱。固まっているのでフォークでそぼろ状になるまでほぐす。50gずつ小分けにして冷凍保存しておくと便利。
★三色丼に応用(1人前)
そぼろ卵もレンジでOK!①耐熱容器に、溶き卵1個分、めんつゆ小さじ1杯、砂糖小さじ1杯をいれ、ふんわりラップをして30秒加熱。取り出して泡だて器でよく混ぜ、さらに45秒加熱。固まっているのでフォークでそぼろになるまでほぐす。②カップに筋を取ったきぬさやと水を入れ、レンジで30秒加熱。細切りにしておく。③どんぶりにご飯を入れ、その上に鶏そぼろとそぼろ卵をのせ、真ん中にきぬさやをあしらう。
エコポイント=鶏そぼろは、卵焼きやポテトサラダ、おにぎりにも良く合うので作り置きしておくと重宝する。



★好評!エコクッキング小冊子
節電、ムダなし、「なるほど」と納得のクッキングのヒントが盛りだくさん。第1回から5月20日号までの4年分48回の掲載レシピを小冊子にしました。 一家に一冊のお役立ちアイテム! 1冊500円(税込)。B6判52ページ。
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